安易に離婚を口に出した子供の気持ち

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私の両親が離婚したのは、私が大学を出て働き始めてからでした。

「離婚すれば?」と父に言ったのは私です。

驚きとともに安堵と喜びの表情を隠しきれなかった父の顔は今でも忘れられません。

しかしその一言を、私は今でも後悔しています。

 

私が子供の頃から、両親の仲が良くないことは感づいていました。

子供がいるから離婚しない仮面夫婦。

特に暴言・悪口を言うわけでも浮気をするわけでもないんです。

でも、お互いに愛も情もないんだろうなと言うことは、一緒にいる子供だからこそ感じてしまうんです。

 

家族で出かけても夫婦の時間を求めないどころか、2人きりにならないようにしている。

隣に座ったり、並んで歩いているのを見たことがありません。

私は両親に愛されている実感はありましたが、2人に愛されていると言うよりも、

それぞれに愛されていると言ったほうがしっくりくる感じです。

けれども喧嘩をすることもないので、離婚という言葉を聞いたことはありませんでした。

 

高校生ともなると、なぜか私が「離婚」を考えるようになりました。

愛がないなら別れればいいと簡単に考えていました。

名前が変わろうがどちらかが出て行こうが、大した影響はないだろうと。

むしろお互い自由になったほうが幸せなのではないかと。

自分がアルバイトで月15万ほど稼げていたので生活するお金に関しても楽観的で、

別れない理由が分からないまま大学生になりました。

 

20歳を超えた頃から、時々父親と2人で飲みに行くことがありました。

母だけ留守番です。

今思うと、その状況をおかしいと思わないことがおかしいのですが。

 

ある日、父が「早く自立してくれ」と冗談まじりで言いました。

「もう20歳超えたし、卒業したら仕事するよ」と言うと、「パパも自由が欲しい」と笑いました。

お酒の力もあって、ここで私は言ってしまったんです。

「離婚したいんでしょ?知ってるよ。すれば?」と。

 

すでにほとんど家に帰らず会社の近くにある祖母の家に寝泊まりすることも多かった父は、

そのまま家に帰らなくなり、母を外へ呼び出しては離婚を迫るようになりました。

 

母はずっと専業主婦でした。

50代の母にとって、残りの人生を1人で生きて行く寂しさに加え経済的な不安があったのでしょう。

始めはとにかく困っているという様子でした。

 

とにかく離婚したい父と、とにかく現状維持を望む母の話し合いは平行線のまま2ヶ月が経ちました。

その頃には母は話し合いに疲れ、家では泣いたり怒ったり落ち込んだりを繰り返すようになりました。

父はその様子に「金が惜しいから別れたくないんだろう」「被害妄想」と呆れ、勝手に弁護士を雇いました。

私はこの時期になってやっと、離婚はそう簡単ではないものなのだと気づきました。

多少の罪悪感もありましたが、それでも私はまだ、離婚したほうが2人とも幸せだと思い込んでいました。

 

第三者を交えて再三話し合いを重ねましたが、

父は威圧的な態度で母の性格・暮らしぶり・考え方を攻撃し続けたそうです。

行き帰りの車では、母は泣いて震えてうつむくばかりでした。

祖母に相談して少しお金を融通してもらい弁護士を立て、

争いの場は離婚調停に移されてから、母は精神的に不安定な状態が続き、

突然ふらっといなくなったり、死にたいと言い始め、

遂には私が無理矢理連れて行くかたちで心療内科に通うこととなりました。

この頃私は「あんな父親とは離婚したほうがいい」と考えるようになってきました。

 

結局母が家と現金をいくらかもらって離婚することに決まったのはそれから3年後でした。

母は貯金を崩して生活していますが、専業主婦が長かったことと

離婚時に自分を否定されたことが原因なのか夕方少しアルバイトをするくらいで、

本気で働いていこうとは思っていないようです。

精神的には落ち着いたものの、父に人格を否定され人生を奪われたと思っています。

 

父は、家族に渡していたお金を1人で自由に使えるようになったこともあり、

再婚して一軒家に住んでいるようです。

まれに連絡を取ることがあっても母を気遣うどころか、母の名前・存在を出すことすらありません。

母への気持ちと一緒に家族への気持ち、娘の私への気持ちもなくなったようです。

私に対しても事務連絡と新年や誕生日のメッセージしかありません。

 

私の望んでいた離婚はこんなものではありませんでした。

今は安易に離婚を進めた罪悪感と母の面倒を見なくてはならない不安でいっぱいです。

そして大好きだった父を憎むようになってしまったことが悲しいです。

 

子供にとって親の離婚はとても辛いと言われます。

でも、お互いに興味のない2人が夫婦をし両親としていることには、

強い違和感と圧迫感、そして葛藤を抱えます。

それは暴力や浮気といった完全な悪でなくても同じです。

私は夫とも子供とも話し合い、死ぬまで温かい家庭を守りたいと強く思います。



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